なんで、エレカシ好きなの？
投稿編 4
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みなさんは、どういう経緯でエレファントカシマシのファンになったのですか？
そして、どうして、いまもファンでありつづけるのでしょう？
エレファントカシマシの魅力って、どこにあるんでしょうね？
みなさんの「熱い想い」を聞かせてください。
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「ぽん太」さんの場合・・・
私がエレカシを知ったきっかけは、多分デビュー間もない頃だったと思うのですが、ある日レコード屋さんに行ったらBGMで「デーデ」が流れていたんです。当時私はRCサクセションが好きだったのですが、エレカシの「デーデ」を聴いて、まず「あれ？この人清志郎よりも上手いかも？ 一体どんな人が歌ってるの？」と思いました。
それでレジのお兄さんに訊いたんです。
取りあえず私はアーティスト名と曲名が分かればよかったのですが、お兄さんはとても嬉しそうな顔になり、「これ、これ」とアルバムの「エレファントカシマシ」を持ってきてくれたんです。私は正直、「うっ‥」と思ったのですが、買わないわけにはいかない雰囲気になり、その場で１ｓｔを買いました。これがエレファントカシマシと私との出会いでした。
さて、１ｓｔを買ってはみたものの、時々は聴いていたけれど、それでエレカシのファンになるということはなかったのです。当時の私にとってエレカシの音楽は、たまたま手に入ってきたCDのうちの一枚でしかありませんでした。
１年ぐらい経った後だったか、その時知り合った人に、ある日突然「あ、あのー、エレファントカシマシって知ってる？」と訊かれました。私が１ｓｔを持っている、と答えると、その人は「えっ！？そう！？そうなの」と、すごく喜んでくれたのはいいのですが、以来その人との話題はエレカシの話が中心になってしまいました。誘われて、九段会館のライブにも行きました。その時の私の感想は、ただ「恐かった‥」です。
（すみません‥。当時の私の鑑賞能力不足、ということで）
その後、私も人生の転機などがあり、エレカシファンのその方とも疎遠になってしまい、数年間は、エレカシのことを思い出しもしない期間がありました。
ちゃんとファンになったのは、「悲しみの果て」の頃です。
それからしばらくは、エレカシの音楽ばかり聴く日々が続きました。私から見て、当時（主にポニーキャニオン時代）のエレカシの音楽は、初期の頃とのギャップが大きくて、「こんな悲しくて優しい歌も歌うのか‥」と感動もしましたし、何より宮本さんの声がとても美しく、優しく、私の心に響いていました。
エレカシ、というか宮本さん、はいろいろな面を持っていて、その後は「good morning」で激烈な一面を見せたり、かと思えば「life」のように、都会のひと時の静けさを感じさせるような作品を作ったり、「俺の道」から「扉」「風」は、宮本さんと同じ世代の人間に対して、とても訴えかけるものを感じます。あ、同じ世代というのは違うかな。同じ時代を生きている人全てに対して、何かを強く訴えたいように思えます。
私自身はとても弱い人間で、ライブに行っても宮本さんのことをまともに見られないことが多いのです。きっと、弱い自分のことを突きつけられてしまうことが恐いんだと思います。その意味では、ずっと昔九段会館で「恐かった‥」と思っていた頃から、私は成長していないのかもしれません。
私が一番好きな曲は、「もしも願いが叶うなら」です。
エレカシの変化に戸惑って、ついていけない？ というか、置いていかれることも多い私ですが、そんな時「もしも願いが‥」で改めてエレカシの世界に引き戻されることがあります。
エレカシについて、熱く語るということができないのですが、それでも私にとってエレカシの音楽は必要なものなんだな、と思います。これからも、ついていけなくても、置いていかれても、私なりにエレカシを見続けていけたらいいな、と思います。
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たしかにー。デーデあたりはＲＣアンテナがピピッときそうな感じですよねー。しかし、ファンの方から、忌野清志郎より歌うまいかも、と思わせてしまうみやじって、すごい・・・
ＣＤショップのお兄さんの嬉しそうな顔、「エレカシ知ってる？」と聞いて「１stをもってる」と答えてももらえた時の嬉しそうな顔。居間では、私達が、そちらサイドですよねー。ははははは。
宮本さんを見ていると弱い自分を突きつけられるような気がする。これって、私も、そうですよ。
でも、それでも、苦しみながら、ジタバタしながら、ドッタンバッタン派手に転げ回りながら生きている宮本さんに、勇気をもらえるんですよねー。
あの人は、弱くて、とっても強い人だと思います。
ご自身のことを「ちょっと冷めてるかも」とおっしゃるぽん太さんですが、いえいえ、エレカシの歌にいろんなパターンがあるように、エレ愛の形もいろいろあって、いいんですってば。
素敵な投稿、ありがとうございました。
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