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道の端っこを歩くのが好きだ。
アスファルトのちぎれたところに、小さく雑草が背伸びしている。
黄色い、小さい花が咲いている。
顔を近づけると、蟻が葉っぱを登っているのが見える。
編み目のある小さな羽根を振るわせる、灰色の虫もいる。
それから、誰かの縄張りの臭いがする。
僕は、その臭いの上から、僕の縄張りを主張する。
道の端っこにじっと立ち止まる。
小さな溝に、そこにあるべきでないものが身動きできないでいる。
寂しく、小さい声で呼んでいる。
そこにいるのが居心地悪く、肩身が狭そうに見える。
指で掘り出すと、行き先を思い出したように転がってった。
きっと、どこか素敵な場所を見つける。
僕も、ここじゃない、どこか、自分の場所を探す。
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