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君の瞳の中に映っている僕を
ずっと、覗き込んでいた。
君が瞬きする度に、シャッターを切るように
僕が静止する。
僕たちは、山から下りてきた仙人のようだね。
だって、二人とも、こんなに髪は伸び放題だし、
僕はヒゲだって、伸ばしてる。
カーテンの隙間から漏れてくる太陽の光が
君の睫毛に当たると
それが銀色のネコのヒゲみたいに見えるんだよ。
今日は、何曜日かなぁ。
ねぇ、
また、君の瞳の中の僕を見せてよ。
ねぇ、
僕の瞳の中にも、君が映っているだろ?
ね。もっと目を開けて。
僕の眼を見てよ。
もう、食べ物がなくなってきたから
また、何か持ってきてもらおうよ。
何がいい?
今日で何日かなぁ。
外は、静かになったね。
でも、まだ、たくさん人がいるんだ。
きっと。
どんなに待っていたって、
僕たちは出て行かないのに。
馬鹿なヤツラだね。
ねぇ、何が食べたい?
ねぇ・・・
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